主催
一般社団法人 日本美食鑑定協会
設立
日本は世界でも有数の食文化の国で、日々新しい料理や様々なジャンルの飲食店が次々と誕生しています。ジャパン・ガストロノミー・アワードはプロの料理人、飲食店経営者、ソムリエ、利酒師、美食鑑定士などの外食産業のプロフェッショナルの有志により構成され、高い技術をもって美食を提供しているだけではなく、高いサービスレベルやお客様に喜んで頂くためのホスピタリティ溢れる取り組みや施策を実施している、プロの観点で評価に値する素晴らしいレストランを、発掘し世に広げる為に設立されました。
目的
世界には様々な飲食店の評価・認定団体がありますが、主に評価される対象店の大半は高級店なのが実情です。当アワードは日々進化する日本の多種多様な食文化を日本人独自の感性で評価し、高額な高級店は選定対象外とし、ご来店されるお客様に高い企業努力をもって適正な価格でお客様に美食や良食を提供している優良店を、美食を求めている皆様に広く情報を提供し飲食業界の更なる発展を目指す事を目的としています。
審査
消費者ユーザーの皆さまがお店探しをする際には一般的なグルメサイトがよく利用されてますが、掲載されているコメントや評価スコアは数値化された基準では無く、一般消費者の各個人の主観や感想を元に決定されており、優良店を探しているユーザーに対して最適な情報では無いのみならず、飲食店の努力や実力が正当に評価されてない場合があります。そこで、当アワードでは定量的ではない主観に基づいた情報では無く、当アワードの厳密な評価基準を元に選任審査員による厳正かつ総合的に評価・鑑定しております。
運営
当協会は非営利団体として食文化の向上、及び皆様に良質な情報を提供する為に、一部の支援者の方々に支えられ活動しております。福祉活動及び数ある飲食店への調査や運営にかかる費用を捻出するため、必要に応じて認定証の発行事務手数料のご負担を皆様にご協力頂いております。また運営にかかわる余剰金の一部は児童福祉施設に寄付させて頂いております。
Sustainable Development Goals
SDGg(持続可能な開発目標)のうち「飢餓をゼロ」を目標に「飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する」が掲げられています。フードロスの削減は社会的な責務となり、これからの飲食店業界にも不可欠なテーマです。また、飲食店にとってもフードロスが増えることで、経費の上昇、利益の圧迫が想定されます。一昔前では気象データを基にした天気予報を参考に客足に合わせた仕入れを実施している飲食店は多数ありましたが、昨今ではIoTの活用により飲食店でも適正在庫の管理を効率的に行うなど様々な取り組みがされています。食のインフラともされる外食産業も未来の世界に向けた活動を始め社会的価値と経営改善の双方を両立し次世代の飲食店への転換期がきています。ジャパン・ガストロノミーアワードはSDGsを推進する飲食店を応援しております。